文字の書き方「terakoya」

字を書くのが苦手な人のお手伝いをします。

どうして縦書き文章が真っ直ぐに書けないのか?原因と改善方法はコレ!!

こんにちは。もじもじさんです。

お盆ですね。みなさんお墓参り行かれますか?

ご実家から遠く離れている方は、まだコロナの関係で帰省できない方も多いでしょうね。

本当に、コロナも地震も台風も要りませんね❎

それでは本日も「字」についてお話していきますね。

タイトルにあるように、縦書き文章って真っ直ぐ書けないですよね。

右に流れたり、左に流れたり・・・。

今回はその悩みについてお話していきますね。

 

文字の中心がどこにあるかを理解すれば、誰でも真っ直ぐに書けるようになります

なぜ真っ直ぐに書けないのか?それは文字の中心がずれているからです。

文字の中心?それはどこにあるの?ってなりますよね。

確かに…日常生活の中で、字の中心を意識して書くことはありませんよね。

でも字には必ず中心があります。写真のように「美文字」などは分かりやすいですね。

「美」の四画目の縦線が中心です。それぞれの縦線を合わせていけば、真っ直ぐに書けます。

みなさんも試しに書いてみてくださいね。

紙の下にマス目のあるものをひいて書いていく方法

「美文字」書けましたか?なかなか慣れていないと書きにくいですよね。

また横書きよりも、縦書きの方が難易度高めですwww

ただね、日常生活の中で縦書きってあんまりないですよね。たいてい横書きです。

では、どんな時に縦書きか🤔たとえば「のし袋」や宛名を書く時ですね。

先日、もじもじさん、のし紙を書いてほしいと頼まれました。

早速枠を作って、それを下敷きにして書きました(写真は練習で書いたものですが)

実際これだけの文字を書こうと思ったら、何もないところには書けません。

筆耕さんでも、このように枠を下に引いて書く場合もあります。

あなたが、すごーい書道家さんでなければ、縦書きの時は、紙の下にマス目のあるものをひいて書く事をお勧めします😄

それができない時どうしたらいい?

ハガキなど厚めの紙で、下にマス目の紙を置いても、線が見えない場合はどうすればいいか。この場合はハガキに直接マス目を書いて、文字を書いていくといいでしょう。

ただ注意することがあります。それは必ず中心を揃えることです。

横書きはどちらかといえば上下の幅ですが、縦書きは中心と横幅を合わさないと、

まとまりがなくなりますので、注意してくださいね。

最初の文字の中心線にそって、薄く1本の線を引き、横幅の線も引いてみる

そうは言っても、マス目の紙を下敷きにしたり、マス目を書くのが面倒な方おられますよね。

また、それが準備できない場合もあります。そんな時は、下の写真のように、

①一字目を書く

②一字目にあわせて薄く線を引く

③字の中心と幅を揃えて、上の文字を確認しながら書く。

以上①〜③のステップで縦書きに挑戦してみてください。

更に上級者になるポイント☝️

「ひらがなは漢字よりも少し小さく書く」です。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は「縦書き文書」について書いてみました。

これから縦書きで文章を書く時は、とにかく字の中心点を探してみてください。

それに合わせて、横幅、字のサイズを確認しながら書いてみてくださいね。

番外編

この上の写真の字は、16年前、当時小学1年生だった女の子が書いた字です。

お習字というより「書道」の字ですが、みた感じスッキリと見えませんか?

それはなぜか。

縦線や横線、字の幅が、絶妙なバランスで書かれているからです。

偶然書けた文字ですが、もじもじさんはすごくこの字が好きです。なので何年も飾っています😆

文章の中心線を揃えることは絶対ですが、一文字の中の、中心を揃えるということも大切です。

 

それでは、また次回までお楽しみに〜